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日別アーカイブ: 2024年10月4日

亡くなった人の写真はどうすればいい?思い出を整理して気持ちと向き合う方法

大切な人を亡くし、残された写真やアルバムと向き合っている時、気持ちは複雑で、整理整頓どころではないと感じている方もいるかもしれません。
「どうすればいいのかわからない」「そのまま放置している」
そんな悩みをお持ちではありませんか。
この文章では、故人の写真やアルバムの整理方法を具体的に解説することで、写真と向き合い気持ちの整理を進め、前向きに進んでいけるようにサポートします。

□亡くなった人の写真はどう整理すればいい?

写真やアルバムの整理は、故人との思い出と向き合う大切なプロセスです。
ただ、たくさんの写真やアルバムに囲まれると、どこから手をつければいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、まずは写真やアルバムの量を把握し、残す写真と手放す写真に仕分け、整理方法を具体的に解説していきます。

1:写真・アルバムの量を把握する

まずは、写真やアルバムがどのくらいあるのか把握しましょう。
「見つけたら仕分けをする」を繰り返すと、仕分けに時間がかかってしまうため、全部の量を把握することが大切です。

2:残す写真・手放す写真を決める

写真やアルバムの量を把握したら、残す写真と手放す写真を決めていきましょう。
大切な思い出がたくさん詰まっている写真、手放すのは難しいですが、すべて保管するのは現実的ではありません。
以下を参考に、写真を見返しながら、気持ちと相談して仕分けを進めていきましょう。

・結婚式、成人式など節目の写真を保管

結婚式、成人式など、人生の節目となる特別な写真には、喜びや感動が詰まっていることが多いでしょう。
これらの写真を見返すと、温かい気持ちや故人の笑顔が蘇ってくるので、手放すのは躊躇するかもしれません。

・各場面の写真は1枚だけ残す

「旅行に行った時の写真」「この場所で撮った写真」など、同じような写真がたくさんある場合は、1枚だけ残すようにしましょう。

・少しでも迷う写真は残しておく

写真を見返していて「これは残しておきたい」と感じたら、迷わず残しておきましょう。
「あの写真は置いておけばよかった」と後悔するくらいなら、少し多くなっても今は保管しておくことをおすすめします。

□写真・アルバムの処分方法

写真やアルバムを整理したら、次は処分方法について考えていきましょう。
手放す写真やアルバムは、以下の方法で処分できます。

1:処分する

写真やアルバムをゴミとして処分する場合は、自治体のルールに従って分別しましょう。
一般的には、燃えるゴミとして処分できます。
ただし、金属やフィルムなどの部分は、分別して捨てる必要がある場合があります。
また、人物の顔や個人情報が写った写真の場合は、シュレッダーにかけておくと安心です。

2:お焚き上げ供養をする

ゴミとして処分するのは抵抗があるという場合は、「お焚き上げ供養」という選択肢もあります。
お焚き上げ供養とは、故人の想いがこもった写真や遺品を燃やして祈りを捧げ、供養をする仏事のことです。
お焚き上げ供養は、以下のような方法で行うことができます。

・自宅で行う

お焚き上げ供養は、自宅の庭などで自分で行うことも可能です。
ただし、近隣住民への配慮は忘れずに、地域のルールに従って実施しましょう。

・神社やお寺に依頼する

お焚き上げ供養を専門に行っている神社やお寺に依頼することもできます。
事前に電話などで問い合わせ、写真の状態や料金などを確認しておきましょう。

3:遺品整理会社に依頼する

遺品整理会社の中には、当社のように写真やアルバムのお焚き上げ供養を請け負っているところもあります。
遺品整理と一緒に写真のお焚き上げ供養を依頼したい場合は、ぜひ遺品整理会社にお問い合わせください。

□まとめ

亡くなった人の写真やアルバムの整理は、故人との思い出と向き合う大切なプロセスです。
写真やアルバムの量を把握し、残す写真と手放す写真に仕分け、整理方法を具体的に解説しました。
思い出を整理することで、気持ちも整理されていきます。
写真やアルバムと向き合い、故人との思い出を大切に、前向きに進んでいきましょう。